なにからなにまでてけとーです。


by 言壺

本当に売りたいもののPOP

少し前の話だが、ジュンク堂の「最後の本気」として、新宿店の閉店フェアが注目されていた。

 →「書店が果たさねばならない役割がある」――ジュンク堂新宿店“最後の本気”(ITmedia)

「書店員が本当に売りたかったもの」というのは熱いよね。本好き・本屋好きな人がオススメする本。読んでみたいと思うもん。


で、DVDレンタルショップも同様だと思ったのよさ。
というのは以前使用していたレンタルショップは、店員らが実際に観た作品についてのみPOPにしていたようで、その内容は褒めもするし、けなしもしている。

 「あの俳優がこんな格好で出演してびっくり」
 「こんなストーリーだけど、監督が○○だから仕方が無い」
 「××が許せる人のみ見てください」

と、こんな感じ。
全面的に「オススメ!」という感じではないのが、だけど「まあ時間つぶしにみてみようかな?」という気になった。微妙扱いされている作品も見終えたあとに「確かにそうだわw」と納得できて、「つまらなかった。損した」とは思わなかったんだよな。SNSでのレビューみたいな感じかな? それがもっと身近な、狭い世界で展開しているというか。

残念ながらこのレンタルショップは閉店してしまったので、今は別のレンタルショップを利用しているが、こちらは大型チェーンのショップ。駅にも近く、小綺麗だけど、ついているPOPは全店共通の印刷物。
これが「平均的なユーザに見てもらう」感があるせいだろうか、興味のあるジャンルの棚へ行っても、適当に借りて帰ろうという気にならないんだよなあ……。そもそも「人気度1位」等の作品を見ても面白かったことって少ないし。そのレンタルショップを利用するようになってからはなるべく「時間を無駄にしないおもしろいもの」だけを求めるようになったかも。結果一時より視聴本数が確実に減ってしまった。


話は戻るが、書店も様々なPOPが並ぶけれど実際に書店員が読んで書いているものはどれぐらいだろう。
以前、好きな作品に手書きのPOPがついていて、内容もなかなか読み込んでいるものだったので「ここの書店員はよくわかっておる……!」と感心したが、別の書店でも全く同じPOPがあって驚いた。
で、よくよく見たら、それは「手書きのPOPを印刷したもの」だったのだ。いやもうそれが分かった時の私のがっかりたるや、想像してごらんなさい。きっと出版社の販促ツールだろうから、書店が悪いわけではないだろうけどさー。


別の一般的な書店で、雪風の新刊が出たときに既存の戦闘機フィギアをフェアリー機に改造したものを飾っているところがあったが、うんそういう訴求対象数を無視した展示は、大好きですよ……!
まあ全体的な売り上げに繋がるかどーかは微妙だろうが、展示中はしょっちゅう立ち寄ったから、その間の新刊はその書店で購入することになったよ。

まとまらないけど、おしまい。
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Commented by itchys at 2012-05-04 00:08
 なんちゅうか、すごく頷いてしまいました。

 たまに書評なんかでも 「ホントに読んだ?、帯とあらすじをよんでテキトーに書いてないか?」 ってのに出会うと怒りに震えちゃいますからね(汗)。
 しっかり読んだ人が書いてくれたなら、そこで納得と共感があるから後味の悪さは感じないんですけどね。

 でもリアル書店は難しい立場に置かれているんだろうなぁということを自分の身近でも感じるし、より 「平均的なユーザ」 寄りの無難な構成になっていく近所の書店を見ると、「やっぱアマゾンで、か」 になっちゃうんです(汗)。

・「手書きのPOPを印刷したもの」
 きっとそれは、POP の リツイート?!
Commented by kototubo at 2012-05-05 01:09
■itchysさん さまざまな書籍を売る書店が、
全てのジャンルを網羅したオリジナルのPOPは無理だとは思うのですが、
でも「手書き文字を印刷」は反則だろう、と思いました。

本屋さん、行くのは好きなのですけどねー!
by kototubo | 2012-05-03 21:53 | にっき。 | Comments(2)