なにからなにまでてけとーです。


by 言壺

賞を取った小説。

「おもしろい・おもしろくない」は人の趣味にも左右されるので、
人に押しつけたりはしたくないしされたくないが、
小説等で「○○賞、受賞!」となっている作品は、
私の場合おもしろくなかったことの方が多い。

久しぶりに本屋にのんびり寄ったら
早川書房の「マルドゥック・スクランブル」(沖方 丁)に
「読みたいSF・No.1」という帯がついていた。

この作品は第24回日本SF大賞を受賞した作品で、
私もそれならばと思い三部作を読んだのだが、読んでみて
…?という感じ。   これでSF大賞なのかぁ…という。

文章はおもしろいとは思うのだが、
内容が散乱しすぎてせっかくの舞台を生かしきれてないというか。
つうかねー、1巻でバリバリなサイバーアクションだったのが
なにゆえ2巻でだるーぅい展開になっちまいましゅかっ。

久しぶりにおもしろい作品に出会えたかと思っていただけに、
2巻以降のがっかり度が倍増。

ちなみに「読みたいSF・No.2」は「第六大陸」(小川 一水/早川書房)だそう。
これもねー…なんつうか。
読めなくはないのだが、
「実は冴えてる青年と、聡明な美少女の…」になっちゃった時点で、私の中では大却下。

早川文庫も最近は書体級数・行間ともに大きくなってしまった。
幅広い読者層をつかむためには必要な方向転換かもしれないが、
正直、読みにくい。
もっと行間みっちみちの方が「読んだ!!」という満足度があがるんだけどなー。
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Commented by 4-of-hearts at 2004-04-18 22:43
何十万部突破! という本って結構微妙な事って多いですよね!
偶然にも今朝友達とそんなことを話してました。
ちょっとマイナーな本の方が面白いので
ぼくは森博嗣が好き。
Commented by kototubo at 2004-04-19 00:23
>4-of-heartsさん 出版社も商売ですから、あの手この手なのだとは思います。
でも「感動の…!」などとアオリで書かれると、ひくかも(笑)。
森博嗣は…すません、わかりましぇん。
Commented by xiaoxia at 2004-04-19 10:35
早川のスカスカぶりは、確かに切ないものがあります。特に栗本のグインは、ひどすぎます。あれで百冊突破とイバられてもなぁ(苦笑)という気分です。
最近一番面白かったSFは、かめくんです。
神林長平、知りませんでした。今度読んでみます。
Commented by hajime_kuri at 2004-04-19 19:28
読み応えでいえばこれが
↓オススメ
http://www.aozora.gr.jp/cards/000152/card810.html

「太陽が山並に沈むとき」(青空文庫・ただで読める)
私の友人弾射音君(セミプロ)の作品ですが、第一回インターネット文芸新人賞入選作品。
こういう作品が印刷で出せないのが悲しいな。
ノンストップアクションです。
弾さんは今は安西啓名義で活躍中。
Commented by kototubo at 2004-04-20 00:16
>xiaoxiaさん グインはひどいですよねー、まったく同感です。
昔からのファンしかいないのですから、今更スカスカにしなくてもいいのに。
かめくん、表紙だけ気になってました。すごい顔だ…と。

>hajime_kuriさん おススメ、ありがとうございます。
時間をみつけて読んでみます〜。
by kototubo | 2004-04-18 21:06 | 本。 | Comments(5)