なにからなにまでてけとーです。


by 言壺

手書き文字原稿と。

スマホだの電子書籍だの現代だが、職場では未だに手書きの原稿を受け取ることは多い。

わけわかんないのは入力したものを紙に出力して、それを入稿してくるやつなんだけど、これも昔からいるし、一向になくならない。入力したなら紙じゃなくて、データの方をくれよ。

と、それはおいといて、紙原稿のはなし。
大抵“すばらしい達筆”で、読むのに苦労するが、私は割と解読が得意なほうだと思う。文章の前後から判断したり、文字ではなくて図形だと思って判別したり。あとは何度か同じ人の原稿を入力して慣れてくると、「この人の書くこの形のコレはこの文字!」と分かってくる。けっこう楽しい。

全く読めない文字が出てきたときにやるのは、別の仕事をしている同僚に、「これなーんだ?!」と出題すること。
これが結構有効で、自分だとずっと見過ぎて分からなかった文字も、別の人が急に見せられると一瞬で分かったりする。先入観が無い状態で見てもらうのがいいんだよな。入力作業が多いときはお互いにクイズ大会だ。


この間も紙原稿があったのだが、文中に次の記述があった。

       「─◎─◎

「ケイ線+にじゅうまる」ってなんだろう?
最初、文章が決まらなくて仮の文字を入れたのかと思ったが、よく使われるのは「○(丸)」や「□(しかく)」で、わざわざ二重丸、それにケイ線と組み合わせて使うのは意味不明。いや、何かの校正記号かもと考えても覚えがなく、前後の文章を読んでも内容が繋がらない。
なんぞ? と思いつつ、これ以上考えても分からないし、見たまま入力して著者校正してもらうしかないかあーと作業を進めたら、その後にこんな記述があった。

       「○未




……「味」か!

てことはさっきの「─◎─◎」は……「一回一回」、ってことだ!

どうやら「口(くち)」をぐるっと丸で書くクセのある方だった模様。
よかった解読できたじゃん!やったねーーーっ




って感じの入力作業風景。
楽しそうだろ?


(目の下に熊を飼いながら。)
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Commented by sintaro at 2013-06-10 12:47 x
版下屋では茶飯事ですね(爆)
Commented by kototubo at 2013-06-12 01:14
■sintaroさん 手書きでびっしり書かれてくる方もすごいとは思うのですが(笑)
by kototubo | 2013-06-09 23:35 | にっき。 | Comments(2)