なにからなにまでてけとーです。


by 言壺

「パシフィック・リム」見た

『パンズ・ラビリンス』が大好きなので、ギレルモ・デル・トロ監督の映画が公開されたら劇場に見に行こうと決めてたんだけど、新作の予告を見たらもっさりデザインの「巨大人型ロボット」で、敵は「怪獣」で、はあ? と思っていたのがまず最初。
あいにくロボットにも怪獣にも思い入れがないので、そちらの方面の方が大層盛り上がっているのを見て、これは合わないかなーーーと。男児脳向けかな、と。

という感じで期待値は低かった。大抵のこの手の作品は制作側の“描きたいシーン”が優先されて、過程はあとづけだから、ストーリー重視な私としては「えっ、なんでそうしちゃうの」と突っ込みたいところが多々あったりする。
だけど、『パシフィック・リム』は見ているうちに、あーもうこれしかないわ、こうするしかないわ、他に方法無いわーーーっ! て、なる!! 楽しい!
「やったー!」というより、「出たコレwww」って感じ。強調して言いたいが、特撮や怪獣ファンのためだけの映画ではないと思う。

日常描写はほぼ無くて、戦闘に集中した話作り。テンポよくすすむし、思っていた以上に巨大生物でした。びったんびったんしてた。飽きない。
エンディング中にちょっとしたエピソードが挟まっているので、早々に席を立たないことをおすすめ。

 →公式サイト




(以下ネタバレ含む)

・二人のパイロットの同期で動かす巨大ロボットだから、またシンクロがどうとかこうとかやんのかなーーとか思ってました。すいません。アサハカでした。

・「怪獣」と称されているが、“超巨大生物”。質感すごい。よく動く。速い。そしてでかいけど、けっこう打たれ弱い。叩かれるとへたっちゃう。そんなのがじゃんじゃん出てくる。
 いや、イェーガーが強い、ってことでいいのか。

・モンスターハンターみたいだと思いました。

・水陸両用の巨大ロボット。塩水につけても大丈夫なのか? 帰投したら水洗い?? と思ったが、目標の怪獣が出現する裂け目が海中なのだから、最初から対応できるように設計されてるんだね? きっと。

・イェーガーのデザインはあまり趣味じゃないです。
 ローリーが修理されたジプシー・デンジャーを見上げて「美しい……」と言うシーンは「気は確かか」と突っ込まざるを得ない。
 が、見ているうちに、あーもうイェーガーしかないわ、これしかないわ、これが人類の最終兵器だわーーーと思えてくる不思議。

・研究チームはもっと人がいてもいいんじゃないか。二人だけだなんて冷遇すぎるし、研究したい人はもっといるだろう。
 怪獣の生態は、もっと早く詳しく調査されるべきだったと思うが、その方面へ金銭設備を投資できるほど余裕はないのか、興味が無いのか。

・女子成分が全然ないな? と思ってたところでのヒロイン登場。
 彼女の姿勢が悪いのと出っ歯はわざと? “日本人”を強調?? あとあの変な青色の彩色。修理の責任者だとのことだが、その描写がなくて残念。

・この怪獣はもう瀕死だな。戦闘終了か? → 翼生えた! → 飛んだ!!!
※しっぽ切ったのに飛ぶなんてずるい!!(でも燃える)
 ここはほんとに口開いた。

・「もうだめだ」(ピンチ!)→「まだ方法がある!」(なんだと?!)→「ソード!」(出たwww)
※剣はロマンですね、わかります。
 ここも口開いた。ほんと周囲の席に人がいなくてよかったわ……。

・病気をおして現場参戦する古兵の上司。かっこいい。完全に死亡フラグ。だが燃える。
 第一期のイエーガーはうっかり設計すぎるだろ。

・音楽がまたいい。あがる曲!
 調べたら、ラミン・ジャヴァディ。丁度今見てる「ゲーム・オブ・スローンズ 」の音楽も担当してた。ほうほう。そちらもカッコイイ曲だ。

以下気になったところ。
・冒頭で「勉強も運動もそこそこだったけど、イェーガーに乗る素質があった」と言ってたのに、棒術で強いマコを「強い」としてパイロットに推すローリー。
・当初ローリーと組むはずだったパイロットはどーなっちゃったのかなー……とか。

  →2回目みて。
   全候補者たちと手合わせした中でマコが一番優秀と判断したのかと納得した。
・割れ目の先のトンネルの形状は研究済み?
・異世界に行っても途切れない、優秀な通信技術。
・時計を止める前に、裂け目が完全破壊されたのか、もう怪獣の出現は無いのかどうか確認・調査しなくていいのか。
……細かいことはいいか。

例によって、ローリーとハークとチャックの区別が最初つかずに混乱する有様。(←人の顔を見分けるの苦手)

2D/字幕で見たけど、3D/吹き替えも見るべきだろうかっ。


Pacific Rim (2013)
Guillermo del Toro’s Incredible Sketchbooks
(Film.com)

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*追記:3D/吹き替え版も見たよ。
結論から言うと、私は断然字幕版をおすすめ。
そちらの方が雰囲気も、演出的にもぜったい面白い。がいじんが真剣に「カイジュウ!」って言うのを聞くのも面白さの一つだ。
先に吹き替え版見なくてよかった。もしそうしてたら「面白いけど、“オタク満足向け作品”だな」という評価のみで、2回は観なかったと思う。

声優陣はベテラン揃いという認識はあって見たが、有名すぎて聞き覚えのある声ばかりで、もう今なに見てんのかわかんなくなる。物語に集中しにくいわあ。特にヒロイン……他にいなかったのか、知名度で選んだのか、それとも好みで選んだのか。彼女の“落ち着いた系”の声は、全部同じに聞こえるんだよなあ。あと、途中からウェイバーがいるのが気になって、こりゃまいったなーみたいな。彼ももうちょっと低い方の声なら??……とか悶々。全体的にマンガっぽい、アニメっぽい声ばかり? そう聞こえる声優さんを選んだ? いや、ヘタなどっか推しのタレント使われるよりずっとずっといいけどさあ!


えーと、低評価してますけど、ハヤシバラサンもナミカワサンも好きなんですよ。
でもキャラクターによるよなあ。
というか、自分、吹き替えで映画見るのなんて超久しぶりすぎて、語る資格も無いわな。他の洋画はどうなんだろう?

3Dは見始めて30秒でこりゃすげぇ映像だあああ! と滾って、その後3分で後悔。疲れる。目が、首が、肩が、背中がきつい。
うん、知ってた。以前別の3D版作品を見たときにものすごく疲れたので、その後一切選ぶことはなかったんだけど……だってみんなが吹き替え版いいよーっていうからっ。ホイホイ行っちゃったじゃないのっ。なんで2D/吹き替え版は無いの??
私は背骨が曲がってるのだが、そのせいでまっすぐ座れてないようで、こういうときに思い知ります。普段全く気にしていないのにーうぎぎ。

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あと、チャックは絶対、ジプシー・デンジャーのファンだよな?
昔ジプシー・デンジャーとそのパイロットたちに憧れてて、いつか父親のように一緒に闘うのが夢で、そのためにパイロットになったようなものなのに、そうなる前に彼らがやられちゃったからショックで、だからあんなツンなんだろう、ふむふむと妄想。
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Commented by kali-durga at 2013-08-18 22:29 x
観てきたwww
タンカーを棍棒代わりに振り回してたwww
Commented by kototubo at 2013-08-20 01:34
■kali-durgaさん アツイッ ですよね!
もう一回みたいです。
by kototubo | 2013-08-18 22:23 | にっき。 | Comments(2)