なにからなにまでてけとーです。


by 言壺

『ガルム・ウォーズ』観た

変な日本語になっちゃうけど、普通に、面白かった。
ファンタジーでSF。電脳戦もあり、しかも大がかりなビジュアルで。燃える!

キャラクターもみんないい味で観てて楽しいし、衣装が美麗。
メカもかっこいい。
久しぶりにパンフレット買ったわ。

艦載機の鳥のような美しい姿と動き。残念ながら、序盤にしか出てこない。
あれ、フィギュア出ないかなー。

 →公式サイト





以下、ちょっとネタバレ含む。
でもストーリーに細かく触れているわけではないです。
↓↓


さて。

吹き替え版の上映が主なんだけども、字幕版で観た。
字幕版、関東圏だと六本木ヒルズでしか上映してない。
だけども、自分は普段吹き替え版は観ないし、そちらにはセリフに別の人の思惑がまざってるんじゃないの? っていう抵抗感と、あときっと用語がわっけわからんだろうから(押井さん作品的に)、目で情報を追った方が話を理解しやすいだろうと思って。耳、あんま良くないしさ。
で、思った通り、設定詳細をバリバリしゃべるので、字幕にしてよかったですっ。
吹き替え版はどうしよう……行けたらそちらも観たいけど。それともBlu-ray待ちか?

なお、じじい=ウィドがいい声だった。かっこいい。
終盤の自分の名を繰り返し言うシーンは震える。


ストーリーに関しては突っ込みどころはあるけども。
例えば、不時着したカラが何日もかけて荒野を歩いた描写の後に、いきなりウィドとスケルグが現れたり……この人たち戦闘後から今までなにしてたんだ? また、それをカラが見つけられる根拠がようわからんし。
あとは戦闘でさっき武器落としてたはずなのに、次のシーンで手に持っているとか。
あとあと、「グラ(バセットハウンド。犬)に触られた者は祝福を受けて特別な存在」という設定だが、“小型の犬に触れない”というのは、ちょっと自分の日常的常識から考えると想像がつかない。大型の猟犬タイプや、猫科の動物なら分からなくもないが。

まあ、でも、それはおいといて。
先にも書いたけど、艦載機がかっこいい。
カラの衣装の美麗さ。
ドルイドの力を解放するシーン……ただプラグを差した静かな始まりからの可視化された力の映像とか。
少女が美しい森の中で不気味な機械の体に変容するシーンとか。

『ガルム・ウォーズ』は人物も環境も戦艦も素材なんだなあー。だから、いいんだと思う。

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今作の宣伝は、私の生活圏(ネットとか本屋とか……)では「押井守」と、「鈴木敏夫」「虚淵玄」の名前しか出てきてない感じ。何の話かどころか何のジャンルかすら分からない有様でしたけども、そんなんでいいの? 
そもそも「押井守×鈴木敏夫」の表記って、鈴木さんが脚本書いたみたいに見えちゃうし。
キービジュアルもカラの顔のアップだけだから、あの美しい衣装から想像されるべき世界観も伝わりようもないし。「見に行く」と決めていた私ですら、あんな綺麗な戦闘機が出てくることや電脳戦シーンがあるとは知らなかったよ。ああいうのもっと前面に出せばいいのにな。

それとキャッチコピーの「この国が捨てた幻想を、再び」だけど、「この国」はどこを挿してるんだろう。見終えてから改めて考えるに、舞台になっているアンヌンだとは思えない。日本てこと? だとすると物語を説明する気はなくて、製作を説明しているわけで、うん、まあ、なんだかな。それじゃあファン以外は観ないだろう。
ああいうファンタジー/SFを撮れる日本人監督って他にいないと思うんだよな。この映画ももっと評価されていいと思うんだけども、公開1週間で日に1回上映になっちゃうんだもんな。もったいな。


ところで。
川井憲次が担当した音楽のサントラが出てないのは……円盤特典になる、ってことだろうか。
ううむ。
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by kototubo | 2016-05-29 20:57 | にっき。 | Comments(0)