人気ブログランキング | 話題のタグを見る

CD-RとCD-ROM

PC Watch山田祥平のRe:config.sys「CD-ROMとCD-Rを見分けるリテラシ」という記事があった。
千葉銀等の金融機関の名でCD-ROMが送られてきて、そのROMを使ってなにがしをインストールすると勝手に他口座へ数百万円が振り込まれてしまう、という被害が発生した件についての考察だ。


山田祥平氏の記事をみると「CD-ROMとCD-Rは違う」とある。さらに「CD-Rであるという時点で疑うことはしなかったのだろうか。」ともあるが…うーんこれは難しいのではないだろうか。おそらく日常的にPCを触っていても、その差を理解していない人は大勢いると思う。


以前、両親にCD-Rで音楽データ渡すときに遊び心でレーベルを本物のように作成しー但し本物を見たことがある人にはバレバレなデザインでー、ジャケットもリア・バックともちょっと丁寧につくってプレゼントした。
それを見た両親は「わざわざ新品を買ってくれたのか!」と勘違い。たいそう感謝されてしまった。

また、職場で購入するあまり市場にでない特殊なアプリケーションだと、ちゃんと正規にライセンスを購入したものでもROMではなく、とっても手作り感のあるCD-Rでやってきたりする。プレスするほど販売数がないからであろう。


私ももしかしたらこの手のものには騙されるかもしれない。
ただし、私の場合行動がトロいので、ROMでもRでも送られてきて即実行することは有り得ず、たぶん実行する前にニュース記事を見つけるだろう。人柱にならずにすむには行動の遅さも役に立つ。うむ。よいいいわけである。
これは法人向けのサービスで起こったことだけど、ネットバンクってあまりやる気しないよな。いや、ばしばし出来たら楽しいと思うけど、まだなんかこわいもん。

 
関連するニュースサイトの記事
郵送CDで数百万円詐取 千葉銀のネット決済を悪用(Sabkei Web)
偽装CD—ROM導入で不正振込・千葉銀の顧客が被害(NIKKEI NET)
CD—ROM入れたら勝手に預金移動 千葉銀かたる(asahi.com)
by kototubo | 2005-11-14 00:33 | PC&Technology。