「時をかける少女」
2006年 10月 22日
「角川のアニメ」ちう時点でダメだろうと思っていたのだが、あちこちで高評価な作品。川崎でレイトショー上映しているので見てみた。
主人公たちがまっすぐで、気持ちがいい。会話のテンポもいいし、ストーリー展開も飽きずに見られる。漫画的表現も多くて、所々観客に笑いがおきていたし、私自身も笑った。変に小難しいことを言わず、等身大(と、年寄りの自分が言うのはおかしいが)なのがいい。おまえらいいヤツだなー!という感じ。
絵がシンプルだなぁ…と思っていたが、人物の動きや小道具の描き方はとても丁寧で素晴らしい。ケータイとか自転車とか。それと劇中に流れるピアノ曲(アリア)の使い方がうまいなー。
でもどこだか忘れたが一部報道で「デート映画になっている」と書かれていたが、そうじゃないだろ?やっぱしオタ映画と思う。
で。
あとはラストが好きになれるかどうか。
私は、「それでいいのかよ?!」と思わずにはいられない。最後のさいごでモヤっとしたんでした。
…ちうわけで、ここまで高評価なのはちょっと疑問かなあ。面白かったし絵柄も好みだしもう一回見たいとは思うけど、絶賛というほどではない。これはもう好みの問題だな。えぇと、ライフログの並びをみて納得して頂ければと思います。
っか、ここに漫画系繋がりで来ている人はたいてい好きになれる作品じゃないかな?
機会があればぜひ大画面で。
→「時をかける少女」公式ページ