なにからなにまでてけとーです。


by 言壺

カテゴリ:本。( 173 )

■「日本のゴーギャン 田中一村伝」(南日本新聞社/小学館文庫)
1月に横浜そごう、5月に東京大丸で回顧展があった、田中一村の伝記。
職場の人がかなり触発されハマっており、この本を貸してくれた。
内容は…思っていたよりも壮絶。
「アダンの木」「クワズイモとソテツ」などを描いた時期に、ここまで苦労していたとは…。
お気楽に描いているのではあのような表現はできないのだなぁ…と思う。

画家の晩年の作品というと、力が無く弱々しい印象になるものだが、
田中一村の年を経ることに力強く表現される、あの美しさはなんだろう。


回顧展で画集も販売していたのだが、本物のあまりの凄さに買う気になれなかった。
印刷会社に勤めておきながらいうのもなんだが、
田中一村の絵は、今の印刷技術では表現しきれない。
[PR]
by kototubo | 2004-05-22 22:36 | 本。 | Comments(2)
■「だめだこりゃ」(いかりや長介/新潮文庫)
今更という感じもするが、書店に平積みになっていたので購入してみた。
暇つぶしのつもりだったが…おもしろかった。
「全員集合!」の裏っかわでこんなことがあったんだぁ…としみじみ。
[PR]
by kototubo | 2004-05-22 21:45 | 本。 | Comments(0)

夢野久作も好き。

かんばやしさんを押しっぱなしなので、もう一人好きな作家を…。

夢野久作。
もしかしたら神林長平より有名なのかもしれない。

この人の作品は短編もおもしろいのだが、
やはりここは長編「ドグラ・マグラ」。これは最強。

これも古本屋でたまたま見つけて買ったのだが、
世界観がもう、他の作家の追随を許さない。
こんな作風がありなのか、と感服です。

えーと、どうおもしろいかを書くのは好きではないので、以上!(笑)。

ところで夢野久作の作品はどれに分類されるんだろう…
ファンタジー? ミステリ?怪奇??
[PR]
by kototubo | 2004-04-20 01:12 | 本。 | Comments(8)
と、こんなに熱く語っても、
誰も釣れない神林作品。

…ちっ。エキサイトプログ内にもファンはいなかったか…。

私が最初に読んだのは高校生の時。
たまたま古本屋で見つけた「敵は海賊」を読んで、
その後読んだ「戦闘妖精 雪風」ですっかりファンに。

「魂の駆動体」はタイトルとあらすじを見て、あまりおもしろそうでもないかな…と
最近まで手を付けてなかったのが、図書館で借りてよんでもう虜。
途中の画面転換には鳥肌が、ラストでは涙がでました。


ちなみにお試しで読んでみる場合、
最初は「敵は海賊 海賊版」をお勧めします。
これが一番”軽い”と思います。

でも、あくまでもサイバーなSFであることをお忘れなく。
(いやもう、お勧め本を貸せと言われて貸した相手に、何度文句を言われたことか。)
[PR]
by kototubo | 2004-04-20 00:59 | 本。 | Comments(4)

神林長平作品は最高だ。

a0001756_04225.jpg
「つまらなかった」話ばかりではアレなので、好きな小説のことも書いてみる。

SF繋がりで好きな作家を一人…神林長平。
特に好きな作品は次の3つ。

「敵は海賊」
「戦闘妖精 雪風」
「魂の駆動体」
(全て早川文庫刊)

この三作品は何度も読み返した。
神林作品のあの独特な”言葉”を重要視する世界観が好き。

しかし。
この作品を勧めても「おもしろい」と言ってくれた人は少ない。
たいてい数ページでギブらしく、本の趣味が似ている友人に貸しても
「…うーん?」と、反応が薄い。
唯一「凄いおもしろかった!」と言ってくれたのは弟だけ。

自分がおもしろいと思っても、他の人もおもしろいとは思わないんだなー
ということを、教えてくれた作品でもあります(笑)。
[PR]
by kototubo | 2004-04-18 23:23 | 本。 | Comments(3)

賞を取った小説。

「おもしろい・おもしろくない」は人の趣味にも左右されるので、
人に押しつけたりはしたくないしされたくないが、
小説等で「○○賞、受賞!」となっている作品は、
私の場合おもしろくなかったことの方が多い。

久しぶりに本屋にのんびり寄ったら
早川書房の「マルドゥック・スクランブル」(沖方 丁)に
「読みたいSF・No.1」という帯がついていた。

この作品は第24回日本SF大賞を受賞した作品で、
私もそれならばと思い三部作を読んだのだが、読んでみて
…?という感じ。   これでSF大賞なのかぁ…という。

文章はおもしろいとは思うのだが、
内容が散乱しすぎてせっかくの舞台を生かしきれてないというか。
つうかねー、1巻でバリバリなサイバーアクションだったのが
なにゆえ2巻でだるーぅい展開になっちまいましゅかっ。

久しぶりにおもしろい作品に出会えたかと思っていただけに、
2巻以降のがっかり度が倍増。

ちなみに「読みたいSF・No.2」は「第六大陸」(小川 一水/早川書房)だそう。
これもねー…なんつうか。
読めなくはないのだが、
「実は冴えてる青年と、聡明な美少女の…」になっちゃった時点で、私の中では大却下。

早川文庫も最近は書体級数・行間ともに大きくなってしまった。
幅広い読者層をつかむためには必要な方向転換かもしれないが、
正直、読みにくい。
もっと行間みっちみちの方が「読んだ!!」という満足度があがるんだけどなー。
[PR]
by kototubo | 2004-04-18 21:06 | 本。 | Comments(5)
■「ミクロパーク」
(ジェイムス・P・ホーガン、内田昌之訳/創元SF文庫)

この作家の「星を継ぐ者」という作品が大変おもしろく、ツボだったので
他作品を読みたくて図書館で借りてみた。
…うーーーーん。そうか、こっちか、推理もの路線かぁ…。

いやおもしろかったけど、
わたくし、ばりばりなSFを期待してまして…。
[PR]
by kototubo | 2004-03-29 00:25 | 本。 | Comments(2)
■「イエスのビデオ 上・下」
 (アンドレアス・エシュバッハ、平井吉夫訳/早川書房)

タイトルが気になっていたのだが、
図書館で見つけて借りた。

下巻のビデオを追う過程はおもしろい。
ただ、どうしてビデオを撮った人間がそこへいけたのか、
それが分からずじまい。
SF要素よりミステリー系?

あと、場面転換が1行アキなので、
気づかずに混乱する…。
[PR]
by kototubo | 2004-03-14 18:26 | 本。 | Comments(0)
■「阪大生が書いたやさしい「ガン」の教科書」
  (松澤佑次:監修 駒沢伸泰:著/PHP)

こういった本って、周りでもしくは自分に何か起こらないと読まないよな。

でもってこういう本でも読まないと、
そういった状況に置かれている人の気持ちは想像できないのかも、

と。思った。
[PR]
by kototubo | 2004-02-29 21:52 | 本。 | Comments(0)
■「オー.マイ.ガァッ」(浅田次郎/毎日新聞社)

それぞれ含みのある登場人物がどどっと出てきて、
いろいろモメて、
最後はみんなしあわせに。

図書館で見つけて喜んで借りてきたが…
浅田次郎らしい作品だったが、展開が他作品と似ているだけに次が読めちゃう。
嫌いじゃないけどねー。
[PR]
by kototubo | 2004-02-29 19:55 | 本。 | Comments(2)