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自走お掃除。

実家に自走お掃除ロボット・ルンバを投入した。
両親とも体の自由が段々ときかなくなってきているので、家事のひとつを機械にやらせる魂胆です。これで少しでも楽になればいいな、と。

でも同僚に「ルンバと食洗機とどっちを買うか迷ったけど、ルンバを買おうと思う〜」と話したら、「そこは食洗機だろ!」と総ツッコミだった。えっ。そうなのか。
まあ以前から食洗機を購入したらどうかという話はあるのだが、なかなか話がまとまらず、結局頓挫している。キッチンを変革するのはいろいろ心情的な何かがあるから難しい。

ていうか自分が動いているのを見たいのは食洗機じゃなくてルンバだしさ。
……いやいや、あくまで両親の負担を減らす、って話なんだよ? ほんとだよ?


さて、電源入れてみたら、これが予想以上にカッコよかった。デザインが。なんて言ったらいいんだろう、わくわくする感! 私が実際に触ったのは設定した当日の一度、お試しで動かしただけだが……

 ・案外広範囲掃除してくれる。
 ・ちょっとした障害なら乗り越えていける
   →リビングと廊下の間に扉の枠が高さ2cm強あるが、それを超えて行った。
 ・音は気になるほどではないが、TVの音は聞こえにくい。

という感じ。一応、両親からのメールによると、「すごく楽になった」「便利」「勝手に動いてくれるので、ペットみたい」とあり、好評のようです。
試してみて、自分も欲しくなりました。平日、外出中に掃除してくれるとか、すばらしい! うう、早くお手軽安価にならんかなあ。







さて。ここからは先日Twitterへ流した内容で、ルンバとは関係あるような無いようななんだけど、常に家にいるルンバが掃除以外の機能がついてたらいいのになーと思ったんでした。つまり、セキュリティの役割。だれかが家に入ってくると、「こんにちは」等の挨拶でお出迎え。

例えば、住んでいる人はあらかじめ声紋登録しておいて、出迎え挨拶するポットに返事をしないと中に入れない。「1号、ただいまー」とか、セキュリティポットの個体名+挨拶で認証。10秒以内に返事をしないとダメなど、任意に設定。もちろん、「1号」はデフォルトの名前なので、変更を強く推奨。

認証が通ると、中へ入ることができる。挨拶だけの人は声紋が合っていても認証通さない。なりすまし防止ね。親戚だと声似ている人もいるだろうから。
「只今主人は留守にしております。改めておいでください」「その場で少々お待ちください」との対応して、家の中を勝手に動き回らせない。

返事無しや無理に通ろうとすると警告、それでも中に入ろうとした場合は「警告をお聞きいただけない場合は攻撃モードに移ります」で、不審な輩を撃退してくれる。もちろん、最初から進入目的で通ろうとする人や、壊そうとした人には「敵対行為を観測しました。攻撃を開始します」で、攻撃。

イメージとしては「パトレイバー The Movie」で箱船内を走り回ってたやつみたいな。「攻殻機動隊」(士郎正宗)で佐川電子のビルにいたやつみたいな。そうだ、壁へ登れるようになったら、窓掃除もしてもらえるじゃんね! 

と、ここまで考えて、一般家庭で攻撃はやり過ぎかと我に返る。
普通に考えると、セキュリティというより、必要なのは家のメンテナンスロボットだろうか。訪問者への対応をしてくれる。訪問者の録画でもできたらいいんだろうか。家に人が入っても、不審な動きがあれば、録画映像で確認できる。
で、職場のPCやモバイル機器に専用ソフトをインストールしておいて、自宅の留守番ロボットのAIと通信できる。お客がくると、ディスクトップの端に「来客です!」とポップアップ表示。カメラ付きインターフォン映像がPCに表示され、対応できる。
あとは登録住人の安否確認ができるといいな。


「カーニヴァル」(御巫桃也)のひつじさんとかうさぎさんセキュリティロボみたいのもいいな。普段は家のメンテナンス。何かあれば、攻撃行為もする。二足歩行のぬいぐるみがほうきもって掃除するわけで、コミュニケーションもとれて、かわいい。……いいな。10体ぐらいほしいな。でもそれは近い未来にはなさそうだ。むしろ形状なら「火の鳥」(手塚治虫)のロビタが先か。いや、そこまでのデザインにはならないか。

とかそういうことを電車の中で妄想していたら、目的地まで休むつもりが興奮して眠れなかった! って話です。なんかもう取説作れそうなぐらい……おしまい。 
by kototubo | 2011-10-26 01:05 | にっき。