思い込まれ。
2015年 05月 29日
人から
「言壺さんて、こうだよね」
と、言い切られることがある。でもその“こう”と言う内容があまり嬉しいものではないことがほとんどで、しかもそんなことは、わたしはひとことも言ったことがなくて、
「えっなんで??」
となってしまう。
だけどそう思い込む人が多いのは何でだろう、と考える。
そう思わせるだけの行動をしていただろうか? いやしかし、全く身に覚えが無い。
「そんなことはない、なんでそう思ったの?」
というわたしの疑問に対する返事でよくあるのが
「だって○○さんが言ってたよ」ってやつ。
うーん……。
わたしの言ったことでもなく、相手の考えたことでもなく、第三者の考えでわたしの印象が決まっていく。これ怖い。あと、悲しい。
こういうことは友だちに言われることもあるし、親戚にもだし、親にも言われたことがある。
内容は様々だが、全部わたしが考えたことも言ったことも無いことばかりだ。
内容が大抵がネガティブなことだったり、わたしの主義主張に反するものだったりするので困る。
「困った」ので覚えているものでは、もうだいぶ前のことだが、以前勤めていた会社で経営が苦しくなってきた頃に、別の部署の人に「言壺さんは辞めるつもりなんでしょう?」って言われたこと。
そのときは辞めるなんて考えておらず、盛り返すようにがんばっているつもりだったので大変ショックだった。それに「言壺さんは若いんだから、どうせ辞めてもすぐに職は見つかるだろうしねえ」という妬み・嫉みのまざった発言だったので(当時一番若造だった)、反論しても聞いてくれるはずもなく、「そういうこと」になってしまっていて、そのまま退職までみんなそう思ってた。
なんだろうね。意味が分からない。
簡単なところだと、「豆腐が好きなんだよね!」とか、別に嫌いじゃないけど好きでもないものが「好き」ってことになってることとか。
なんだろうね。これも意味が分からないんだけど。
ずっと「なぜか不本意な印象をつけられる」と思っていたのだが、でももしかしてこれはよくあることなのかな? と、ふと思いついたので書いてみる。