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最近読んだ本

■「敵は海賊・正義の眼」(神林長平/早川書房)

■「ハイペリオン」上・下
 「ハイペリオンの没落」上・下
 「エンディミオン」上・下
 「エンディミオンの覚醒」上・下(ダン・シモンス/早川書房)
しばらくこれにかかりきりだった。「ハイペリオン」は短編的ストーリーの集合で飽きずに読める。「…没落」を読み始めたら、とめられん。"圧倒的な強さ"の表現が秀逸。この先これと同等かこれ以上の長編には出会えないのではなかろうかと思ってしまった。

■「黒い家」(貴志 祐介/角川ホラー)
こんな人なんだかいそうだ、という恐怖感を煽る表現はいい。ただ、主人公の行動が一部共感できず。それがひっかかったが、その行為がないと事件も起きないので…うーん。

■「羊をめぐる冒険」(村上春樹/講談社)

■「歩兵の本領」(浅田次郎/講談社)
浅田らしい(と私の思う)良作と思う。

■「獣の夢」(中井拓史/角川ホラー)
何人か登場人物が出ているときに、誰の考えていることを書いているのか分からなくなる箇所あり。なんか文体変わった?新井素子みたい、と感じた。

■「密室・殺人」(小林泰三/角川ホラー)
小林泰三ファンの為の作品だと思う。「小林泰三だから」許されているというか。要するに、私は好き。(ただ、初の小林作品にするのはオススメしない)

■「沖で待つ」(絲山秋子/文藝春秋)
テンポがよくかつ美しい文章。好きだ…けど、ちょっと読んでてつらいわー。目を細めてしまう。(見たくないから)他の作品を読もうかどうか、迷うところ。

■ラビリンス・ドール(菊池秀行/祥伝社)
人形娘が主人公で末弥さんがイラストだなんて買うしかないじゃないか。(購入動機が不純)

■「しゃばげ」(畠中恵/新潮文庫)
題材は好きだし、あらすじも好きなんだけど、なんだろう、テンポが悪い。

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*おまけの今日のこと*

住んでいるマンションには大通りに面した小さい門と、
裏路に面した少し大きい門がついていて、
私は駅に行くのに便の良い大通りに面した小さい門を通常使っている。

今日もタラリラ帰ってきて門を開けようと思ってつっかえた。
あり?押すと引くとまちがえたかなー…と再度挑戦したが開かない。
おかしいな、と強く押し引きしてもガチャガチャと音を立てるだけ。
…入れない。

しょうがないからウラに回った。
内側から入れなかった門を確認したら、
隣でやっている工事の塀がマンションの敷地ぱつぱつに立てられており、
門を挟み込んでいるのだった…オイ!!

むかついたので塀を100回蹴った。
明日通報するね。
by kototubo | 2007-09-27 00:54 | 本。